田端 大樹選手 (向上)

田端 大樹

球歴:向上

都道府県:神奈川

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:185.0 cm

体重:81.0 kg

学年:卒業

寸評

 チームの4番を捕手を務める、存在感溢れる大型捕手。フォロースルーを利かしたスイングには、打者としての資質を高く感じさせる。 (第一印象)  ぱっと見、もっと攻守に荒々しい選手だと思っていたのですが、細かく見ると結構細かい部分まで追求されていて考えてプレーしている選手だとわかりました。 (ディフェンス面)  大きな体でドシッと構え、ミットを示したあとはグラブを下に下げません。ワンバウンド処理などのグラブの出し方や反応もよく、キャッチングには優れたものを持っています。どちらかというと、投手に配慮して細かいところまで心遣いがゆくというよりは、投手を引っ張ってゆくタイプの捕手。少し残念なのは、塁間2.1秒を越えてしまうようなスローイングが並で、地肩もそれほど際立つものがないところでしょうか。 (打撃内容)  懐を深くとって、スクエアスタンスでグリップを高めに捕手側に引いて構えます。始動は平均的で、ある程度の長打力と対応力をバランスよく兼ね備えた中距離打者。 <長所>  しっかりベース側に踏み込んだ足元が、インパクトの際にブレません。これにより、外の球を開かず叩くことができます。  早めに打撃の準備であるトップの形を作り、振り出しにもロスがなく、フォロースルーまで大きな弧を描いたスイングができています。ロスがなくかつ大きくスイングできる軌道には、非常に魅力を感じます。  足を引き上げる割に、目線もあまり動かず、開きを我慢しながら軸足も大きく崩れません。右方向に打てるだけなく、引っ張っても綺麗な回転で振り抜けています。 <課題>  ベース側にインステップする分、内角の捌きが窮屈なのが気になります。けして内角球へのバットの出し方が悪いとは思わないので、もし内角の捌きに自信が持てないのならば、真っ直ぐ踏み出すようにした方がいいかもしれませんね。
更新日時:2012.07.10

将来の可能性

 大型捕手としては、地肩が並なのが残念です。しかし捕手として一番必要なキャッチングがしっかりしていますし、打撃技術には高いものがあります。大学などに進んでから、大きくその才能が花開くかもしれません。今後も、志しを高く持って取り組んで頂きたい選手です。
更新日時:2012.07.10

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