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仲井 慎
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仲井 慎(下関国際)

都道府県:
高校:
学年:
2023 年卒
ポジション:
遊撃手
投打:
右/右
身長:
175 cm
体重:
67 kg
データ最終更新日:2022年8月20日

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下関国際を準優勝に導いた速球派リリーバーは駒澤大に進学。内野手登録も将来性は投手か?




 駒澤大に進学する下関国際(山口)の遊撃手兼投手の仲井 慎内野手は昨年夏、甲子園で躍動感のある投球を見せた。

 甲子園では、主にリリーフとして活躍し、5試合21回を投げて26奪三振、防御率3.43を残した。

 右スリークォーターから常時140キロ〜145キロの速球を投げ込む。ただ速いだけでなく、対戦した学校の監督からは球質の良さを高く評価されていた。実際に見ても、捕手のミットに突き刺すような直球は見応えがあった。

 野手を兼任しているが、次のステージでも投手として活躍できそうな直球だった。大学でも十分、投手でも活躍できる質の良い直球で、投げっぷりもよく、投手にとって必要なメンタリティーの強さが見える。

 セットポジションから始動し、左足を高々と上げていきながら、右足の膝を適度に伸ばしてバランス良く立つことができる。その後、左足を遊撃手方向へ伸ばしていきながら、重心を上げていき、軸足にしっかりと体重を載せて、着地を行う。左腕のグラブを高々と掲げて、その後左胸に抱えて、右肘を突き上げるような形でテークバックを取り、リリースに入る。実に力強い腕の振りを生み出す躍動感のある投げ方となっている。

 野手としても、コンパクトなスイングを実現し、次々と安打を量産する。遊撃手の守備もレベルが高い。

 駒澤大のような名門レベルで「どちらのほうが勝負できるか」といえば、大学の発表では「内野手」だったが、将来性では「投手」だといえる。どんな進化をたどるのか、注目していきたい。

情報提供・文:2023.01.31  河嶋 宗一

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