武元 一輝選手 (智辯和歌山)

武元 一輝

球歴:智辯和歌山

都道府県:和歌山

ポジション:外野手

投打:右 / 左

身長:187.0 cm

体重:86.0 kg

学年:卒業

短評


 今年の智弁和歌山でドラフト的に最も評価されているのが武元一輝投手(3年)である。最速149キロの直球に、カットボール、ツーシームを駆使して、打者を圧倒する投球は見応えがある。特に直球の球威は今大会に出場する投手では1、2を争う勢いがある。  甲子園で期待通りのパフォーマンスを示せば、一気に評価が上がる可能性はある。投球フォームを見ると、中谷監督の指導もあり、腕を振りやすいスリークォーター気味の腕の振りで投げている。さらに踏み出す左足を見ると、べたっと着地するのではなく、「くの字」のようにステップして、勢いを与え、鋭い腕の振りを生んでいる。  投球フォーム、変化球、配球パターンと、中谷監督からマンツーマンの指導を受けながら、成長を見せてきた。  打者としても高校通算20本塁打をマークしており、スクエアスタンスで構え、すり足気味にステップをしながら、体を前傾させて、前さばきで振り抜くスタイルだ。他の選手と比べると荒削りなのだが、それでも芯で捉えた時は木製バットでも本塁打を打てるパワーを持っている。  阪神、楽天、巨人で活躍した中谷仁監督も武元の素質の高さを絶賛しており、「まだまだこんなものではないです。本当にすごい素質を持った選手」と期待している。  春先からメンタル改革を行い、徐々に潜在能力の高さを発揮できるようになった。甲子園でも期待通りのパフォーマンスを示し、大ブレークなるか。今大会の主役になるような活躍を期待したい。
更新日時:2022.08.27

1 Comment

  1. 渡邉颯人

    2024-01-18 at 9:18 AM

    いとこの歩里です。いつでも応援してます。がんばれ颯人君

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