矢野 海翔選手 (東海大大阪仰星)

矢野 海翔

球歴:東海大大阪仰星

都道府県:大阪

投打:右 / 左

身長:172.0 cm

体重:74.0 kg

学年:卒業

サプライズ高校日本代表選出となった大垣日大の左サイドスロー、巨人入りした明徳義塾の左サイドを参考に急成長

U-18ワールドカップに出場する高校日本代表選出において、サプライズ選出と呼ばれたのが、大垣日大(岐阜)の矢野 海翔投手(3年)。左サイドからの130キロ中盤の速球とスライダーで勝負する。馬淵監督は1次合宿からサイドスローの投手を求めているところがあり、多くのサイドスローの好投手がいるなかで、左サイドの矢野に白羽の矢が立った。 矢野は「甲子園で登板した近江戦だけですが、それが評価されて嬉しいです」とコメント。その決め手となったサイドスローへの転向は、名将・阪口監督の薦めがきっかけだった。 「以前はオーバーだったんですけど、とにかく打たれて、サイドスローにしてみたらとアドバイスを受け、やるしかないと」 矢野は腰の回転が横回転で、自分の実力を発揮できていなかった。サイドスローに転向すると見事にハマり、夏にはリリーフとして大事な場面で頼られる存在になった。 代表合宿の早稲田大戦でも登板し、安打を浴びながらも無失点の好リリーフを見せた。直球こそ120キロ後半だが、プレートの一塁側に立って、極端にインステップする。背中越しで来る感覚の左打者からすれば相当打ちにくい。スライダーも低めに決まると、高確率で三振を奪える。 「将来、世界で活躍する選手とかもいると思うので、そういう選手たちとの対戦が楽しみです」と意気込んだ。 このフォームを作り上げるために巨人・吉村 優聖歩投手(明徳義塾出身)を参考にした。その吉村は去年、侍ジャパン選手として活躍を見せた。矢野も重要な場面で活躍できるか。
更新日時:2023.08.28

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