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卒業生
池原 有

池原 有(嘉手納)

都道府県:
高校:
学年:
2011 年卒
ポジション:
投手
投打:
右/左
身長:
171 cm
体重:
68 kg
データ最終更新日:2010年11月1日

寸評

秋の九州大会を制覇し、選抜の出場を決め、同校を史上初の甲子園出場に導いた右腕です。中学時代には全中も制覇するなど注目されましたが、地元の高校へと進み1年の時から主戦投手として活躍を見せていました。チームではエース番号を背負い、打順も5番とまさに中心選手でした。


<高校時代の印象>
フォームは、振りかぶってから足をすっと上げ軽く溜めます。そこまで足は高く上げませんが、軸足で立つバランスは悪くはありません。
膝やつま先はショート方向を向いており、軽く捻りを加えます。その後左足を三塁方向へちょんと伸ばし、そこまで腰を落とさずスリークウォーター気味に投げ込んできます。

この投手が独特なのはグラブの使い方ですね。グラブの使い方が小さく、引き込みも速いので、いまいち体をリードできていません。また、あまり動きが無いのでちょっと堅いような印象を持ちます。
腕もしっかり振れておりますし躍動感自体は感じさせますが、あまり体重が乗り切っていないと感じさせるのも、そういった部分にあると思います。 また踏み込んだ左足が少し崩れてしまっているのも課題でしょう。

グラブは最後まで抱えられており投げ終わりのバランスも良いですし、頭の位置もそこまで動かないので軸としてはある程度できている印象です。 直球は最速140キロを超えるものの常時130キロ中盤辺りで、球質はキレ型です。あくまでもコーナーを突いて打ち取ることが持ち味の投手です。

変化球は綺麗に横滑りするスライダーと、大きく割れるカーブ、チェンジアップやツーシームなど動かす変化球も持っているようです。
スライダーが彼の代名詞なのですが、カーブを上手く織り交ぜながら緩急を使い、打者のタイミングをずらす術に長けている印象です。少ない球種ながら上手く投球を展開していると感じます。制球に関してはまずまずでそれほど破綻はありません。

クイックなども上手いですし、牽制も非常にターンが鋭く上手いです。フィールディング等も身のこなしも良いですし、野球センスは高いものがあります。
投手経験も豊富なので、マウンド捌きも洗練されておりますし、打者や走者との駆け引きにも長けています。精神的にも強いのでなかなか崩れる投手ではなく、高校段階では攻略しづらい投手だなと感じさせます。

高校の投手としてはかなり完成度も高く、投球面でもそれ以外の面でも既に出来あがっている感があります。

2年春くらいから継続的に見続けていますが、大きく成長したと感じさせることが無く投手としての絶対値はそれほど伸びてはいません。そういったとこを踏まえると、次のステージでは野手としての可能性を追った方が良いのかなと思います。

将来の可能性

詳述はしませんが、打順でも5番を任されていたということからも打力はありますし、神宮大会でもホームランを放ったことからパンチ力も備えている選手です。
下半身の使い方に堅さがみられるものの、バットコントロールは良くボールを捉えるセンスは悪くありません。
また、マウンド上での身のこなしや、フィールディング等を見ても良いものがあるので、鍛えていけばショートやセカンドなど内野をこなせるだけの選手になるのではないかとみています。
そのため野手として高めていくことが良いのではないかと感じます。

小柄ではありますが、センスや身体能力には高いものがあるので、これからも期待し続けていきたい選手です。

情報提供・文:2011.01.18  PN 山原
  • 2011 年 1 月

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