短評

　春季埼玉県大会で花咲徳栄に勝利するなど、埼玉2位という結果を残して関東大会に出場する山村学園の大黒柱を担っているのが主将・坪井 蒼汰内野手（3年）である。

　中学時代、埼玉県内の名門・浦和シニアでプレーして全国制覇を経験。そこで培った実力を山村学園でも遺憾なく発揮し、下級生から主力選手として活躍し続けている。

　重心をしっかりと軸足に乗せて、シャープなスイングで快音を響かせる。がっちりとした体格を生かして、昨年秋まで高校通算19本塁打をマークするパンチ力もある。

　三塁手の守備でも軽快な動きを見せており、攻守でバランスの良い選手だという印象が強い。

　春の関東大会では初戦で千葉1位・市立船橋と激突。投打ともにレベルが高いチーム相手に自分のすべてを出し切るつもりだ。