西原 太一選手 (宮崎商)

西原 太一

球歴:宮崎商

都道府県:宮崎

ポジション:外野手

投打:右 / 右

学年:卒業


52年ぶりの選抜出場となる宮崎商。注目は4番に座るスラッガー・中村碧人に集まっているが、西原太一も選抜出場をたぐり寄せた立役者の1人。その能力を見ていきたい。 まず惹かれるのは身長181センチの長身体型でありながら、50メートル6.2秒で駆け抜けられる身体能力の高さ。バッターとしては中村の後ろを打つ5番打者としてチームを牽引。九州大会の準々決勝・東明館戦では中村とのアベックホームランを成立させるなど、秋の大会では2本のホームランを放つ活躍。昨シーズン終了時点で、高校通算では14本塁打を積み重ねた。 小さく足を上げながらタイミングをとるが、無駄なテイクバックを取らずにシンプルな構えから快音を響かせる。フォローする―が大きくしっかりしており、一見すると引っ張りが強く見えるが、本人の中でポイントにしているのは逆方向へのバッティング。普段の練習から逆方向へ強い打球を打てるように、最短距離で出しながらもヘッドを寝かさずにミートさせることを意識。こうすることで広角にも打ち分ける技術を身につけている。 そしてピッチャーとしてマウンドに上がれば、セットポジションから角度のあるボールを投げ込む。最速140キロを計測。加えて切れ味鋭いスライダーも持ち合わせるなど本格派投手としてチームを支える。 西原の投球に関しては「初速と終速の差が少ないです」と指揮官の橋口監督も評価。エース・日高大空とは違う武器が全国の舞台でどれだけ通じるか 投打にわたって宮崎商を支える西原。選抜という大舞台でその能力を一気に開花させるか。甲子園でのプレーに注目だ。
更新日時:2021.03.16

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