中村 碧人選手 (宮崎商)

中村 碧人

球歴:宮崎商

都道府県:宮崎

ポジション:遊擊手

投打:右 / 右

学年:卒業


今宮健太明豊出身)を彷彿とさせるようなショートストップとして、選抜でブレークが期待される宮崎商・中村碧人。主将としてチームを52年ぶりの選抜の舞台へ導いたスラッガーを見ていきたい。 九州大会では1試合で2本のホームランを放つなど、昨秋までで高校通算26本塁打を積み重ねた中村は、非常にどっしりとした構えからヘッドをピッチャー方向に入れながらトップを作ってバットを走らせる。ヘッドがピッチャーに向きすぎてしまうと振り遅れる原因となるが、非常に綺麗な弧を描くような鋭いスイングで打球をはじき返す。 新チーム結成から10本ほど打つなどペースが上がってきたが、元々は逆方向への打撃が武器で、長打にはあまり自信がなかったと本人は分析。ただ突っ込まないようにタイミングをとることやミートしてからの押し込み。さらには、軸で回転することにも意識しながら日頃の練習に打ち込み、長打力に磨きをかけてきた。 またヘッドを立てる意識を持つなど、細部にまでこだわりがあるが、参考になっているのは鈴木誠也二松学舎大附出身)だ。トップの作り方、スイング軌道は中村の思い描く理想に近いそうだ。 そして守備を見ていくと、打球に対して正面に入って、しっかりと迎え入れる形を作っていることが印象的。本人の中でもボールとの間を作ることを大事にしているそうで、特に参考にしているのは坂本勇人光星学院出身)。打球との距離感、間の取り方は中村にとって参考になるところだという。 センバツでは好投手から一発を放ち、さらにアピールできるか。
更新日時:2021.03.14

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