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松尾 汐恩

松尾 汐恩(大阪桐蔭)

都道府県:
高校:
学年:
3 年
ポジション:
捕手
投打:
右/右
身長:
178 cm
体重:
76 kg
データ最終更新日:2020年9月29日

寸評


 今年の高校生で打てる捕手として期待がかかるのが、大阪桐蔭の松尾汐恩捕手(2年)ではないだろうか。近畿大会では打率.385、明治神宮大会で2打席連続本塁打を放つなど、3試合13打数8安打の打率.615をマーク。現時点で1歩リードしている松尾の凄さを紹介したい。

(打撃)

 特徴的なのはタイミングのとり方がうまく、近畿大会、明治神宮大会の31打席でわずか三振は1つ(対広陵戦)と、コンタクト力の高さが際立つ。

 打撃フォームに着目すると、投手に対してのスクエアスタンスで、バットを立てて構える姿には力みが感じられない。投手が踏み出した足を下ろすと同時に、始動を仕掛け、左足を「の」の字を描くように上げていき、まっすぐ踏み込んでスイングに入る。

 トップを深く取っていきながらもインサイドアウトで振り抜くことができており、タイミングが遅れることが本当に少ない。打率が残せない選手はフォームが崩れたり、投球との距離感が取れず、球を捉えられないのだが、松尾の場合、投手と上手くシンクロをさせて、ベストスイングで捉えることができる。

 技術的に大きな欠点はない選手だ。ただ当てるだけではなく、しっかりと振り切る。打てる捕手として優れた技術を発揮している。

(守備)

 もともと、内野手ということもあり、シートノックや、打球を処理するスピードが非常に速い。大学生、社会人の捕手と比較しても負けていない。

 セカンドスローの動きを見ると、捕球した後、すぐに左足を前に出してスローイングに入るソフトバンクの甲斐拓也型。1.85秒〜1.95秒のスローイングを連発しており、肩の強さも超高校級だ。

(走塁)

盗塁をガンガンするタイプではないが、シングルヒットになっても常に二塁をうかがう姿勢が見られ、走塁姿勢はグッド。

将来の可能性

 高校生としてかなり高度な打撃ができる選手で、コンタクト力の高さは秀逸。守備ではフットワークの良さを生かした打球処理や、フィールディングが目につく。課題は勝つリードができるか。その1点に尽きるのではないだろうか。

 大阪桐蔭の捕手では、森友哉捕手(西武)以来の高卒プロも期待できる人材だ。

情報提供・文:2022.01.30  河嶋 宗一

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