森元 奏選手 (下関商)

森元 奏

球歴:下関商

都道府県:山口

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:171.0 cm

体重:69.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2015年8月8日)  下関商がここまでの戦いを見せたのは先発・森元 奏(3年)の投球が見事だったと過言ではない。4試合に登板し、26.2回を投げてわずか2失点しか与えていない森元だが、実際に投手なのかと説明すると、125キロ前後の速球、スライダー、チェンジアップ、カーブを低めに丹念に投げ分ける左腕。全国的に見ればどこにでもいそうな左腕という印象を受けるかもしれない。だが森元が素晴らしいのは、真ん中付近のボールが一切なく、白樺学園の打者が初球から手を出そうとするところをボール気味の変化球を投げて打たせて取る投球はまるで手玉に取るようであった。いわゆる「打てそうで打てない投手」を体現した投手である。  淡々と打者を打ち取っていたが、8回表、4番加藤 隆舗(3年)が豪快な2ランを放ち、一気に同点に追いつかれるが、森元は表情を変えずに、淡々と自分のピッチングに専念するだけ。際どいボールを打たせて取る投球を続け、後続を抑える。
更新日時:2015.08.09

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