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卒業生
斉藤 健汰

斉藤 健汰(横浜)

都道府県:
高校:
学年:
2012 年卒
ポジション:
投手
投打:
右/右
身長:
183 cm
体重:
80 kg
データ最終更新日:2011年8月1日

寸評

名門・横浜のエース。
1年春からベンチ入りし、順調に試合経験を積んできた。ゲームメイク能力・完成度の高さはさすが名門・横浜のエースを担っているだけはある。選抜出場するためには彼の右腕にかかっているといっても過言ではないだろう。来年の神奈川県を代表する好投手・斎藤 健汰を取り上げたい。

(投球スタイル)
ストレート マックス135キロ
常時 120キロ後半~130キロ中盤
スライダー 120キロ前後
フォーク  
シュート
ストレートは130キロ前後なものの、指先にしっかりと力を伝えたリリースができているので、球速表示以上のものを感じさせるものがあるのではないだろうか。ただ高卒プロを考えると物足りないのは確かだ。変化球はスライダー、フォーク。いずれも高校生としては精度が高く、決め手のあるボールとなっている。秋からシュートを織り交ぜて更に投球の幅を広げている。

(クイックタイム)
クイックタイムは1.05秒~1.15秒前後とかなり素早いクイックができており、フィールディングも上手い選手。牽制の上手さについては良く分からなかったが、クイック・フィールディングを機敏にこなしているセンスを考えれば上手い選手だろう。

(打者の攻め)
・右打者
右打者に対しては外角中心にストレート、変化球を適度に投げ分けていくスタイル。時折、インコースを織り交ぜることはあるが、基本は外角中心の投球。外角にしっかり投げ分けることができているので、大崩れはしない投手であり、要所ではしっかりコントロールできる能力はある。
・左打者
両サイドにストレート、変化球を投げ分けていく配球。夏では高め、あるいはベルト寄りに集まってしまう傾向が強く、痛打されることも少なくなかった。左打者対策としてシュート気味の変化球で芯を外す投球を心掛けている。平塚学園戦(2010年09月19日)ではフォーク、シュートを外角低めに集めていき、打たせて取ることができていた。

夏に比べて少しずつ投球の幅が広がってきている。特に左打者への攻めが広がっているのは夏から大きく成長した点。この投手は結構ポカをする癖があり、一発を打たれることも少ない。そのポカを少なくしていき、さらにストレートのスピードが上がっていけば、被安打率はもっと少なくなるのではないだろうか。

(投球フォーム)
ゆったりと振りかぶっていき、左足を頭の近くまで引き上げる。高く引き上げてもバランスよく立つことができている。それから左足を二塁側方向に送り込み、またお尻が一塁側方向に落ちる「ヒップファースト」がとれている。テークバックを見るとトップに入るまでの回旋が非常に綺麗でしっかりと肘を高く上げることができている。球持ちも良く、バランスよく腕が振れているし、体重移動もばっちりで、非常に土台の良いフォームをしている。さすが小倉コーチがほれ込んだ逸材ということもあって素質の高さはうかがえた。

将来の可能性

投球術は高校生としては完成されている。あとはトレーニングによってストレートの球速、球威を伸ばすことができるか。私が見た限りでは下半身に比べて上半身がやや細いので、効率の良い筋力トレーニングをやっていけば、間違いなく球速は上がっていくはずだ。高卒プロを狙える位置に達するまでには145キロ前後は欲しいと考えている。ただ投手の成長期は人それぞれなので、いつ伸びるかは分からない。個人的に本格化するのは大学進学以降ではないかと睨んでいる。プロを狙える実力を持った投手なので、ぜひ高校生のうちに覚醒してほしい。彼を覚醒させるための条件。それは甲子園出場だ。

情報提供・文:2010.09.30  河嶋 宗一
  • 2010 年 9 月

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