森村 輝選手 (都立小山台)

森村 輝

球歴:都立小山台

都道府県:東京

ポジション:捕手, 投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:74.0 kg

学年:卒業

試合レポートから抜粋 この日、特に活躍が光ったのは、5打数4安打の森村輝だろう。都立小山台の試合だけなく、ほかの東京都の試合を見れば見るほど、彼の能力の高さが突出しているのがわかる。現在、高校通算17本塁打の森村。都立小山台は福嶋監督とノートやLINEを通じて、フォーム解析を行い、日々、振り返りを行い、技術向上に努めている。森村の打撃を見ると、腰の開きが遅く、ギリギリまで我慢しながら、レベルスイングでボールをとらえる合理的なスイングができている。  本大会に入るまで苦労の連続だった。  3月20日まで当初予定されていた練習試合はすべて中止し、打席での感覚がリセットされた。20日から再開してからの練習試合ではなかなか結果が出ない。本来の感覚で打つことができない。しかし3月31日、公式戦前最後の練習試合で2本塁打を放ち、「本調子になってきたと思います」と復調の兆しを見せて臨んだ試合となった。  森村自身、手ごたえがあったのは初回の適時三塁打のみ。残りはポテンヒット、内野安打など外野を超えるあたりではなかった。  「ボールの呼び込みができていないので、もう少しうまくためていればよかったもの、またためすぎてしまってポイントが遅れてしまっているものもあり、修正点は多くあります」  4安打を記録しても、物足りない内容だと感じるほど森村のポテンシャルの高さが伝わってくる。2年ぶりのシード獲得へ向けてあと1勝。さらに内容を突き詰め、強豪・都立小山台と思わせる戦いを示していく。
更新日時:2021.04.05

短評

短評から抜粋 4番・森村輝が、打った瞬間に本塁打とわかる特大本塁打で2点目を入れる。森村はこれで高校通算13本塁打目。なんと新チームになってから10本目の本塁打だ。180センチ75キロと強豪私学の選手に見劣りしない体格。そのパワーを生かすために取り組んできたのがフォームの意識の変化だ。上半身主導の動きだったフォームを下半身でタイミングをとることを意識した。また軸足に意識をおいてスイングすることで突っ込みを少なくなり、インサイドアウトのスイングを実現し、的確にボールをとらえることができている。  スローイングタイム2.00秒と突出して速いタイムではないが、ベース上でしっかりと伸びていく球筋は魅力的で、投げれば、140キロ近い速球を投げるという。福嶋監督も「大学で続けられる選手」と評価するが、これまで大学で続ける都立小山台出身の選手と比べてもトップレベルのポテンシャルを持った選手だ。
更新日時:2021.04.05

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