
コッシーオ・アダムカツ (日体大柏)
- 例年、大型選手を輩出する日体大柏に楽しみなプレーヤーが現れた。その名がコッシーオ・アダムカツだ。関宿・沼南の一戦からパフォーマンスを振り返っていく。<レポートから抜粋>6回表、3番コッシーオアダムカツが二、三塁のチャンスからライトへ適時三塁打。さらに中継ミスで本塁へ生還。その後も日体大柏打線の勢いは止まらず、一挙6得点。口火を切ったアダムは対応力の高さを感じさせる好打者。重心を落としたオープンスタンスの構えから、ボールを手元まで呼び込み、逆方向へ打ち返した打撃は見事だった。アダムは1年生から内野手・捕手を兼任。日体大柏の伊藤監督は大型遊撃手として期待をしていたが、「捕手をやりたい気持ちが強い選手は伸びやすい」ことを期待して、捕手をやらせた。アダムは「世田谷西シニア時代に吉田監督から野球について深く勉強して、考えながらプレーをしたいと思っていました。やはり捕手は考えてプレーをするので」
まだスローイングタイムは2.00秒~2.20秒前後だが、調子が良いときは1.95秒を計測するという。またモリーナに憧れて、日々、動画でフレーミングを研究しているアダムはキャッチングも上手く、先発の岡田からも「上手くて、的も大きいので、投げやすいです」と絶大な信頼を得ている。父がキューバ人で、母が日本人のハーフ。185センチ70キロと細身だが、攻守で高いセンスを示しており、今後の進化が見逃せない逸材だ。 - 情報提供:2020.09.05
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