
福島 章太 (倉敷工)
- 短評
この夏にかけて急浮上した左腕・福島章太。最速146キロをマークする速球派として10球団が視察に訪れた。数少ない左の速球投手として注目を浴びるていた。
まず投球フォームを見ていくと、ノーワインドアップから始動する。右足を挙げた時、左足の膝を適度に伸ばして、バランスよく立つ。インステップ気味に踏み込む。右腕のグラブを斜めに伸ばして開きを抑えていき、コンパクトなテークバックから投げ込む。
力強い腕の振りから繰り出す直球は敗れた試合で最速146キロを計測したようにおっと思わせる威力あるストレートだった。両サイドへ適度に投げ分けができており、スライダーの切れ味も悪くない。
馬力あふれるストレートは威力抜群。中日の環境でどこまで育つか楽しみな逸材だ。- 情報提供・文:2020.11.28 河嶋 宗一
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