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木村 大成
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木村 大成(北海)

都道府県:
高校:
学年:
2022 年卒
ポジション:
投手
投打:
左/左
身長:
180 cm
体重:
76 kg
データ最終更新日:2020年10月10日

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寸評

 今年の高校生を代表する大型左腕。甲子園で快投すれば、ナンバーワンの評価を受けるかもしれない木村大成(北海)について迫っていきたい。

 左スリークォーターから投げ込む直球は好調時で140キロ中盤〜後半を計測し、その威力は高校生トップクラス。センバツの時と比べても明らかに勢いが増している。

 さらに尋常ではない曲がりを見せるスライダーの切れ味は大学生や社会人投手に匹敵。甲子園出場、未出場問わず木村ほどのスライダーを投げる左腕はそうそういない。
外角主体に投球を組み立てて、鋭い変化球を低めに集めて三振を奪う投球を得意としている。

 攻めはシンプルだが、速球の威力、変化球の切れ味が超高校級で打者を抑えることができている。

 (投球フォーム)
ランナーがいない状態からでもセットポジションから始動を行う。右足の膝を適度に伸ばしてバランスよく立つ。少し間合いを作り、その後、右腕のグラブを斜めに伸ばして、開きを抑えていき、トップを作る。この時、しっかりと左肘が上がっており、胸のハリもよく、良い形で投げることができる。インステップ気味の状態から体をねじるようにして腕を振っていく投手で、ここまで140キロ後半の速球を投げるのを見ると力の入れどころ、リリースポイントを掴んでいる投手ではないだろうか。


将来の可能性

 速球、スライダーの精度は超高校級。十分に指名レベルに達した投手ではないだろうか。ただ準決勝、決勝では酷暑の影響か、明らかにボールの勢いが落ちていた。しっかりと疲労を取り、甲子園に臨んでほしい。

 初戦の相手である神戸国際大附。センバツでも対戦しているが、対応力が高い打者が揃い、一瞬でも甘く入れば、大量失点を喫するリスクを持ったチームである。木村の実力固めされるだろう。ぜひ評価を高める大会になることを期待したい。

情報提供・文:2021.08.05  河嶋 宗一
  • 2021 年 8 月
  • 2020 年 10 月

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