
田和 廉 (早稲田実業)
- 短評
- 早稲田実業の先発は田和 廉が快投。八王子戦に引き続き先発となったが、この投手の長所は再現性が高く、自分がやりたい動きができること。
前日の試合でばらつきがあったことを反省し、気持ち半分、リリーフの位置を高めにして、そして踏み出す左足の歩幅を半歩狭めた。そういった微調整をしっかりと投球につなげられる器用さがあり、回を追うごとに縦にしっかりと叩く動作ができており、最速は135キロほどだが、130キロ前半でも空振りを奪え、120キロ前半のスライダーを低めに投げ分け打たせてとる投球で5安打完封勝利。八王子の1回裏に3点を失ってから、田和は13イニング無失点を継続している。
高校に入って初完封となった。軟式の京都ベアーズ出身。早稲田の野球にあこがれて門をたたいた。清宮が4番として活躍していることに、田和も投手の立場として引っ張っていきたいと意気込んでいる。
182センチ72キロとまだまだ細身で、しっかりと体ができた時、どんな投球を見せるのかわくわくさせる逸材だ。 - 情報提供・文:2020.07.28 河嶋 宗一
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