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山田 陽翔

山田 陽翔(近江)

都道府県:
高校:
学年:
3 年
ポジション:
投手
投打:
右/右
球速:
149 km
身長:
175 cm
体重:
77 kg
データ最終更新日:2022年9月27日

選手能力値

投手能力
球速
A
制球力
A
スタミナ
S
変化球
S
投球術
A+
プロ注目度
S
球種・球筋右投手
ストレート
  • ツーシーム

山田陽翔(近江)は高校生No.1右腕!投手、野手の将来性を徹底検証

 2022年の高校球児の顔として注目される近江・山田陽翔投手(3年)。現在の投球の完成度については高校生No.1右腕として評価していい。


 山田の投球、打撃を振り返りながら、投手、野手の将来性を徹底検証していきたい。

 

 常時140キロ〜148キロの速球には威力があり、手元でぐっと伸びる球質は今大会出場投手の中でもNo.1。回転数が高そうな直球で球質がいい。この伸びのある直球を低めにも決まり、高めの釣り球も使い、三振を奪う投球が光る。


 変化球は130キロ中盤のスライダー、130キロ台前半のスプリットがある。130キロ後半のツーシームは140キロを超えることもあり、変化球でも三振を奪える。


 直球、変化球どちらも決め球になり、さらにカウントも稼げるので、投球の組み立てがしやすい。そのため、テンポよく投球を組み立てることができる。これほど高次元な攻めができる高校生右腕は山田しかいない。


 投球フォームを見ると、セットポジションから始動し、左足をゆったりと上げていきながら、右足の膝を適度に曲げてバランスよく立つことができる。


 左足を三塁方向へ伸ばしながら重心を下げていく。軸足にしっかりと体重を乗せて、溜めを作り、左腕のグラブを突き上げながら、テークバックを取り、折りたたむような形でトップを作る。その後、真上から振り下ろす形で、体全体を使った投球フォーム。常に145キロ前後の速球を投げられる源となっている。



 打撃について迫っていきたい。山田は膝を曲げた形でスクエアスタンスで構えるのが特徴的で、小さいステップで、捕手寄りのポイントで捉えるのが特徴的だ。しっかりと球を呼び込むことで、速球、変化球にも対応ができる。


 ただこの打法は、強靭なフィジカルと反応の良さがなければできない。普通の選手であれば、間合いがうまく取れず、スイングスピードも鈍くなり、詰まる打球も増えてしまう。センバツの時は結構間合いが取れず、詰まる打球も多かったが、下半身でタイミングを取る形を覚えたのか、今夏は捉える打球が増えている。


 木製バットに替えた時は、時間がかかる印象を受ける。それでも、これほど荒削りのフォームながら、これほどの飛距離を出しているのは事実。打者として育成すれば、高卒2年目ぐらいで、本塁打を量産するのではないか。

プロではどう生きるべきか

山田は今年度のドラフトで上位で指名されることが予想される。メンタルの強さが段違いで、高卒プロでも中心選手として活躍する気配が感じられる。


 投手としては175センチ、78キロと投手としては、上背があまりなく、キャパ全開の投球をしている。投手としての伸びしろという部分で気になるところはあるとはいえ、1球1球のボールの質が優れているので、短いイニングで全力投球をする形が山田の良さを発揮できるのではないだろうか。適性としてリリーフタイプという声も多く、将来的にはリリーフとして生きる投手になるのではないだろうか。連投も利くので、60試合〜70試合は投げられるだろうと思わせる。高校生の段階でそう思わせる選手もなかなかいない。それだけ山田の体力は、ずば抜けている。



 仮に野手とするなら、打撃フォームの微調整が続き、対応するまでにかなり時間がかかると思われる。しかし、高卒1年目はそれほど成績を残せなくても、高卒2年目以降で大化けの成績を残す可能性はあるのではないか。2ケタ本塁打を打てるポテンシャルは秘めている。


 いずれにしても次のステージでも人気選手になることは間違いない。山田のポテンシャルが生かされ、活躍できる球団に進むことを期待したい。




情報提供・文:2022.08.18  河嶋 宗一

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