米澤 拓海選手 (金沢商)
短評
昨秋は北信越大会ベスト8入りに貢献した右投手。まさにお手本というべき投球だった。 ストレートは130キロ前半ぐらいだが、コントロールが抜群で、特に外角へのコマンド力の高さは全国レベル。 何より恐ろしいのが、変化球の精度の高さ。スライダー、カーブ、チェンジアップはいずれもストレートと同じ腕の振りで投げることができており、しかもチェンジアップは打者の手元で鋭く落ち、次々と空振りを奪う。同じ間合いで投げることなく、フォームも単調ではなく、しっかりと強弱をつけ、打者をフルスイングさせない投球ができるため、はまってしまうとなかなか打ち崩せない。 厄介な技巧派右腕といえるだろう。
更新日時:2020.07.23