有薗 直輝選手 (千葉学芸)

有薗 直輝

球歴:千葉学芸

都道府県:千葉

ポジション:三塁手

投打:右 / 右

身長:185.0 cm

体重:97.0 kg

ボールスピード:148 km/h

学年:卒業

短評



試合レポートから抜粋  高校通算56本塁打の有薗直輝の登場に柏の葉は5球団のスカウトが詰めかけた。さらに今年の公立でも実力校として注目される市立柏との一戦は接戦が予想された。  千葉学芸は1回表、二死二塁から4番板倉颯汰の中前適時打で1点を先制。幸先よく先制したように見えたが、3回表にアクシデントが起こる。有薗が顔面に死球を受けてしまう。結果として骨折は免れたが、スラッガーとしてだけではなく、投げても最速148キロ、内外野も守れるユーティリティさも兼ね備えた万能スラッガーの負傷退場は痛かった。  とはいえ、3回までながら見せ場は作ってくれた。シートノックでは、三塁の守備に入った有薗はかなり深い位置から、並の高校生ならばワンバウンドで投げないと、強い送球ができない距離でも、有薗の場合、いわゆる暴投になりそうな山なりではなく、ライナー性のボールを投げ込み、抜群の強肩を披露。  試合では市立柏の4番鈴木竜斗が放った痛烈な三ゴロに対しても素早く反応し、すかさずダイレクトスローでアウトを演出したプレーには球際の強さを感じられた。  近年、ドラフト1位で指名された三塁手の高校生スラッガーで安田尚憲履正社ー千葉ロッテ)、石川昂弥東邦-中日)がいるが、この2人と比較しても守備を明確に売りにできるレベルにあるだろう。石川も森田前監督がショートを守らせることを検討したほどのセンスの持ち主だが、ボールの扱い方、球際の強さという点では有薗が上回る部分があり、豪打を見られなかったのは残念だが、打撃だけではない選手ということを強調できる。
更新日時:2021.05.04

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