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達 孝太 (天理)

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達 孝太

達 孝太

都道府県:
奈良
高校:
天理
学年:
2年
ポジション:
投手
投打:
右/右
身長:
 
体重:
 
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寸評

 大阪桐蔭vs天理の一戦がニュースターが誕生した。それが大阪桐蔭を8回途中まで4失点に抑えた天理の190センチ右腕・達 孝太だ。190センチの長身から繰り出す角度ある速球は大阪桐蔭打線がなかなかとらえきれなかったように魅力があった。上手く育てば、2021年度のドラフト1位候補に育つ可能性は十二分に持っている。


 最速141キロといわれるストレート。確かに大阪桐蔭戦の試合を見ると、常時135キロから後半は出ていそうな勢いはあった。スピードガンを使用する神宮ではどれくらいの球速が出るのか、楽しみである。なんといっても角度と回転数の高さを兼ね備えたストレートは絶品である。それが外角いっぱい、内角いっぱいに決まるのだから打てない。
 
 ストレートだけではなく、変化球の精度も抜群。縦割れのカーブはいつでもストライクが取れる精度の高さがあり、スライダーは縦に鋭く切れて空振りが奪える。フォークも打者の近くで落とすことができており空振りが奪えており、変化球の精度、コントロールも高く、しっかりと投球の組み立てができる。

 なぜここまであまり登板がなかったのかと思わせるほどの完成度の高さを持った投手であった。
 
 (投球フォーム)
ダルビッシュ有を参考にするという達。左足の踏み出し方は少し似ているところがある。1つ1つの動作を紹介していくと、ノーワインドアップから始動し、左足は胸の近くまで高々とあげながらも、右足の膝をバランス良く立たせることができている。その後、インステップ気味に着地を行う。やや突っ張った形になっている。その後、内回りのテークバックをしていきながら、トップに入る。トップに入った時、右ひじがしっかりと上がっており、胸の張りが実に素晴らしい。肩、肘は相当柔らかい投手といえるだろう。また左腕のグラブの動きを見ると、あまり高く掲げず、低く下げて、抱え込む投手。そこから一気に腰を旋回させて、鋭い腕の振りに勢いを与えている。

 リリースポイントを見ると、縦振りで打者寄りで離すことができており、さらに190センチの長身から離すわけだから大阪桐蔭打線が苦労するのも分かる。そして最後のフィニッシュを見ても、左足にしっかりと体重が乗って、勢いよく終えることができている。

 上半身、下半身の動きを見ても連動しており粗さがほとんど見られない。フォームの完成度も高いものがある。
将来の可能性
 一通り見てみてまさに別格の逸材である。この世代、森木 大智高知)、関戸 康介大阪桐蔭)の2人が話題性、実力ともにトップを持っていたが、スケールの大きさ、奥行きに関してはこの投手がトップになるのではないだろうか。

 オールドの高校野球ファンにとっては193センチの南竜次(元日本ハム)、191センチの谷口功一(元巨人)のツインタワー以来の逸材だと思い返す人も多いことだろう。

 ぜひ大器のまま成長し、2021年度のドラフトでは1位候補に挙がるような投手になってほしいので、怪我することなく、大きく育つことを期待したい。


情報提供・文:2019.11.05 河嶋 宗一
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