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松浦 慶斗

松浦 慶斗(大阪桐蔭)

都道府県:
高校:
学年:
3 年
ポジション:
投手
投打:
左/左
身長:
185 cm
体重:
94 kg
データ最終更新日:2019年10月25日

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寸評



 今年の大阪桐蔭のエース・松浦慶斗は1年生から騒がれた逸材だ。ドラフト雑誌ではBIG4などに扱われる事が多い。

 平均球速、スケール感などを見れば、たしかに世代を代表する左腕であることは間違いない。しかしナンバーワン左腕であるかといえば、疑問符がつくところだ。

 この1年でどれだけ内容ともにナンバーワンと呼べる内容を残せるか鍵となる。


 ストレート 最速145キロ
常時 130キロ後半~140キロ前半

 150キロを超えるといわれているが、基本的には140キロ中盤。左腕でこのスピードは非凡で、実際に対応力の高い打者が多い履正社、東海大相模の打者たちが振り遅れる投球を見て、この投手のストレートは別格のものがある。

秋の時点では130キロ中盤~後半にとどまった試合もあり、はっきり言えば、夏よりも状態は落としていた。それでも詰まらせる程の威力はあったが、打力が上がる春、夏では結構振り抜かれやすいリスクを感じた。

 これほどの投手ながら、秋で48回を投げて、33奪三振。打たせて取る投球に徹したといえば、聞こえは良いが、他のドラフト候補の投手は軒並み投球回を上回る奪三振をとっている。

 もちろん奪三振がすべてではないが、球威があれば、強く腕を振れる形で投げ込むスライダー、チェンジアップの切れ味で空振りを奪え、好調時は強豪校の打者でも高めのストレートで三振を取れる。やはりその豪快さは求めていきたい。

(投球フォーム)
 なぜ状態は落ちてしまったのか。フォームを観察すると、あることに気づく。ワインドアップから始動して、体重移動に入った時に、夏はしっかりと胸を張ってから上半身を鋭く回転をさせる投球フォームだった。

 しかし、秋では若干肘が下がっており、肘が上がり切らず、上半身が回転している。こうしてしまうと上からしっかりと叩くフォームにならず、角度のあるストレートを投げられない。

 この冬はどれだけメカニズムを改善させ、回転の良いボールを投げられるかに尽きるのではないか。

将来の可能性

 好調時のストレートは申し分ないものがあり、高校生としては体格も出来すぎというぐらいがっしりしている。

 この冬を乗り越えて技術面で改善できるか。そうした課題を乗り越えていけば、常時140キロ後半~150キロ前半のストレートを投げ込むことは間違いない。

 世代ナンバーワンの左腕になるポテンシャルは十分に秘めている。ぜひ技術面でも、内容面でも大きく変わった姿を見せてほしい。

情報提供・文:2021.02.22  河嶋 宗一

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