新地 智也選手 (明徳義塾)
短評
観戦レポートより抜粋(2019年8月13日) 智辯和歌山戦ではキーマンとして期待された2年生左腕・新地 智也も好投を見せた。 名将・馬淵監督も評価する切れのあるストレートは常時125キロ~130キロ前後と決して速くはないのだが、内外角にテンポよく投げ分け、ストレートと同じ軌道から落ちる110キロ台のチェンジアップ、カーブ、スライダーも精度が高く、単打にはできても長打にしにくい投手だ。 何度か走者を背負っても、慌てることなく、自分の間合いで投げて、無得点に抑える粘り強さは見事。6回まで智辯和歌山打線を無失点に抑え、ロースコアに持ち込んでいる。7回表に7点を失ってしまったが、全国レベルの強力打線相手に好投した自信にして、練習に取り組んでほしいし、今回の経験は秋以降の試合でも大いに生きるはずだ。
更新日時:2019.08.15