大久保 翔太選手 (関東一-新潟医療福祉大)
短評
観戦レポートより抜粋(2019年8月10日)
大久保 翔太は第1打席でバント安打を記録し、このときの一塁到達タイムが3.71秒という速さだった。2回戦では二塁、三塁ベースへの到達タイムを見てみたい。
更新日時:2019.08.10
短評
関東一伝統の超俊足の左打者。 試合レポートから抜粋 そして打線は4回まで14得点を奪ったが、その中で光ったのは1番大久保翔太。第1打席で左前安打を放つと、第2打席では左翼線へ二塁打。第3打席でも遊撃内野安打。 大久保の持ち味は足。塁間4.00秒前後で駆け抜けそうな瞬足を持った選手で、米澤監督も走力の高さを評価しての一番起用だと明かす。小さいときから足には自信があり、取手シニア時代から1番センターとして活躍。関東一入学後も足には自信があったが、「当時は全然、野球勘というのが全然なくて、いつも監督さんやコーチの方々に考えてプレーをしろといわれていた」と振り返る。 そのために心掛けたのは日々の練習から、何をすればいいのか、考えながらプレーする習慣を身に着けた。また、俊足をウリとする大久保にとって理想の選手がいた。それが、斎藤 未来也(中央大)だ。斎藤からアドバイスを受け、成長を見せてきた。 「一番アドバイスを受けたのはボールをじっくり見るということ。ボールを見ることを重要視してきました」 先輩のアドバイスを忠実に守り、視野の広さを実感できた。常に全力で走り、1番打者としてかき回すことを意識している。この試合では3安打を記録したが、「この試合ではストレートに狙いを絞り、変化球がきたら対応することを心掛けました。うまくレフト方向へ打ち返せたと思います」 インパクトまで無駄のないレベルスイングが光る野手。そのスイングはティーバッティングで作り上げた。 「僕は左ひじが下がり、アッパースイングになる傾向があるので、それを防ぐために、ティーバッティングでは、右足をインステップにして逆方向に打ち返す練習をして、体の開きを抑えて、逆方向へ打つ練習を繰り返してきました」 その結果が今日の安打につながった。ただ大久保自身、「まだ肘が下がってアッパー気味のスイングになっていたので反省です」と内容には満足していなかった。
更新日時:2019.08.10
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