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短評
小学生の時は横浜DeNAベイスターズジュニアに選出され、中学時代はU15の日本代表選出される実績を持っていた。当時は投手としてチームに貢献をしてきたが、1年生春から名門・横浜でメンバー入りしてきた。この夏、最初で最後の夏の甲子園に挑む名門の主力選手を見ていきたい。
構え方から見ると、上体は高いが股関節を折ってしっかりとタメを作って打席に立つ。ヘッドは若干寝かせながらピッチャー方向へ傾け、リズムをとりながらボールを待つ。
スイングに行くときは、後ろを大きくしてバットを走らせていき、力強くボールにインパクトしていく。若干引っ張り気味になっているが、フォロースイングまで大きく強い。
真ん中から外角のボールに対しての強さを感じさせ、内角に対しても手元まで引き付けると、鋭い回転で、上手く払って対応していく。ポイントを近くしているため、低めの変化球に対しても見極めができており、広島新庄戦でも花田 侑樹のカットボールを見送ることが出来た。
高校通算は6本塁打とのことも考えると、センターから逆方向への鋭い打球を飛ばしていく中距離バッターと言うだろう。
また脚力も見ていくと、50メートル6秒の俊足を生かし、広島新庄戦では盗塁を決めたが、その時のタイムは3.41秒とまずまずのタイムではないだろうか。
広島新庄戦でも懐を攻められるシーンが多かったが、今後も内角への対応力が課題となってくるだろう。だが、ここを上手く対応していき、失投できた甘いボールを捉えていくことが出来れば、ヒットは積み重ねられるだろう。
現在のプロ野球界に当てはめれば、東京ヤクルトスワローズの雄平になるだろう。元ピッチャーで左投左打という点からも、雄平が一番近い選手ではないだろうか。ただピッチャーとしても最速148キロを投げられるだけのポテンシャルがあるだけに、バッターとしても能力は高い。エースナンバーは1年生に譲ったが、投打でチームを支える活躍で評価を高められるか。
情報提供:2021.08.14
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