浅野 駿吾選手 (遠軽)

浅野 駿吾

球歴:遠軽

都道府県:北海道

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:176.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

短評

強肩強打でさらに冷静な判断力が備わった好捕手。 観戦レポートより抜粋(2019年5月13日) 4番浅野 駿吾が4安打目となるセンター越え二塁打で二者生還し、15対9とする。浅野は打撃、守備ともに全国レベルの逸材。まず打撃はスクエアスタンスで重心を沈めたスタイルで手元でボールを呼び込んでインサイドアウトのスイングで振り抜き、長打を連発。ライナー性の打球が全く失速しない。高校通算3本塁打というのが信じられないぐらい体の使い方が良い。落ちる球にもしっかりとバットが止まり、選球眼も高い。そしてスローイングタイムは1.9秒台。タイムだけではなく、低い軌道で失速しないので、本物の強肩捕手。8回表に魅せた封殺プレーもあり、視野も広い。投手としてもマウンドに登り、最速146キロを計測する。  全国でもなかなかいない高速スライダーを投げる140キロ左腕・石澤を攻略した価値は非常に大きい。このまま活躍が続ければ、さらに評価は上がる選手だ。  7回表、網走南ヶ丘が1点を返し、8回表も無死満塁のチャンス。逆転を狙う網走南ヶ丘にとっては一気に畳みかけたい展開。  だが、ここで遠軽の捕手・浅野の冷静な判断力が生きる。代打・池田 奨(2年)は左飛。まずこれで1点を返されたが、浅野は三塁を狙っていた二塁走者の動きを見逃さなかった。 「まず1点を取られるのは仕方なかったので、犠牲フライで二塁走者、一塁走者でアウトにできる場面を伺っていました。今回は二塁走者だったので、三塁に投げました」  中継からボールを受け取った浅野は自慢の強肩で三塁へ送球してアウト。これで二死となった。遠軽の阿波監督も、浅野自身も大きかったプレーだったと振り返る。浅野は「練習通りのプレーができました」と笑顔。一死と二死では全く違う。
更新日時:2019.05.16

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