星子 海勢選手 (福岡大大濠)

星子 海勢

球歴:福岡大大濠

都道府県:福岡

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:170.0 cm

体重:79.0 kg

学年:卒業

短評

試合レポートから抜粋  その後、9回まで決着がつかず、延長10回表、4番星子海勢が甘く入ったスライダーを捉え、勝ち越しの本塁打。これで高校通算41号本塁打となった。八木監督は「県大会では打撃が小さくなっていたので、しっかりと大きくとって、タイミングを取ることを意識しなさいと話しました」というアドバイスから復調の兆しを見せた星子。今年に入って練習試合含めて9本目の本塁打。県大会前の愛媛小松戦で3打席連続本塁打を打ったこともあったが、その後、不調に苦しんでいたという。星子は甘く入ったボールは見逃さないし、何よりコンタクト力が高いこと。そして守備では投手に対する声掛けもよい。八木監督は「ゲームキャプテンですから、いろいろな投手をリードしていかないといけませんので、そういう意味では彼には大きな信頼をしています」と全面的に任せているという。  長打力もあり、捕手らしいクレバーさもあり、快活な性格であり、高いステージで活躍ができる捕手だといえるだろう。
更新日時:2019.05.09

短評

試合レポートから抜粋  その深浦を援護すべく、打撃で見せたのは星子。5回裏、特大ファールを放った後、その次のボールで捕手らしい読みを見せた。 「次はスライダーはないなと思っていたのですが、外角に山をはっていました。そしたらスライダーがきて、うまく打ち返すことができました」  捉えた打球は左中間へ飛び込む本塁打となり、これが高校通算40本塁打となった。この打撃を振り返って星子は「八木先生からスイングが小さくなりすぎていたといわれていたので、本来の持ち味であるしっかりと弧を描いて強く振ることを心がけました」  重心を沈め、歩幅を広く取って、遠回りせずに、強いインパクトでボールを捉えることができる選手で、打球は非常に鋭い。さらに6回裏にも、2番山城航太郎の遊撃強襲の安打、3番深浦の適時打で追加点を挙げ、そして星子は「大きな当たりを狙うのではなく、打点を挙げることを意識した」と、痛烈な左前適時打を放ち、7点目を挙げた。構えや打者のタイプはどことなく古賀悠斗を彷彿とさせる選手。星子にとって古賀の存在は憧れであり、目標だ。スローイングタイム2.00秒前後のスローイングも見逃せない。「僕は全国で活躍している東妻(智辯和歌山)君や山瀬君(星稜)のような圧倒的な強肩はないので、捕ってから投げるまでのスローイングでカバーしたいです」と自分の能力を分かった上でプレーできる点は非常にクレバーだろう。
更新日時:2019.05.09

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