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安達 壮汰
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安達 壮汰(桐光学園)

都道府県:
高校:
学年:
2021 年卒
ポジション:
投手・一塁手
投打:
左/左
身長:
181 cm
体重:
78 kg
データ最終更新日:2019年4月13日

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寸評

 今年、関東大会出場の原動力となった投打の柱。恵まれた体格から威力ある直球と強打を武器にする。志村ボーイズ時代はU-15代表入りした経験を持っている。桐光学園ではなかなかいないスケールと実戦力を兼ね備えた大型左腕になる可能性を秘めている。

 体格の割にうまくまとまっているというか、まだ持てる力を発揮できていない様子。ストレートは目測で、130キロ~135キロ程度で、力を入れたときは130キロ後半のストレートは投げ込んでいそうな勢いはある。

 高校2年生左腕としてはかなり威力あるストレートを投げ込んでおり、これほど骨格が太く、馬力も感じられる投手なので、来年の春ごろには常時140キロ中盤を期待したい投手。制球力もまずまずで、投げ分けができている。

 変化球では小さく曲がるスライダーを低めに投げて、空振りを狙う投球を見せる。

 走者を出しても単調な投球にならず、しっかりと自分の間合いで勝負ができている。ここが横浜打線を抑える要因だろう。

(投球フォーム)

 セットポジションから始動し、右足の膝を適度に曲げて、バランス良く立つことができている。右足を伸ばしながら、グラブを上向きに伸ばしながら重心を下げて踵から着地するインステップ。テークバックの動きを見ると内回りの旋回をしながら、トップを作る。そこから振り下ろすオーバーハンド。リリースポイントも悪くない。足の上げも大きいが、今の時点では上体の反りもなく、バランス良く投げられている。そのため、適度にまとまった投球ができるのではないだろうか。今の感覚を大事にしてほしい。

 一方で打撃も4番を打つように、広角に力強い打球を放つ。スタンスはスクエアスタンス。歩幅を狭め、捕手よりで構えている。グリップを肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。投手の足が下りたところから始動を仕掛けていき、右足を回しこむように挙げて、タイミングを計り、インステップ気味に踏み込んで打ちに行く。トップの動きを見るとあまりひねりを入れることなく、インサイドアウトで振り抜くことができており、打撃の形は癖がなく、コンタクト力の高さが伺える打撃フォームだといえるだろう。

将来の可能性

桐光学園の投手では久しぶりに馬力も、直球の威力も感じられた左腕で、高卒プロを狙える実力を身に付けられるか注目したい逸材。関東大会では投打ともに高いパフォーマンスを発揮できるか注目したい。

情報提供・文:2019.05.11  河嶋 宗一
  • 2019 年 5 月
  • 2019 年 4 月

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