北澤 壮汰選手 (八王子)

北澤 壮汰

球歴:八王子

都道府県:東京

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:177.0 cm

体重:67.0 kg

学年:卒業

短評

都内でも屈指の技巧派左腕へ成長しそうな投手。コントロールが最大の武器。 試合レポートから抜粋  東京都大会が開幕した。八王子の先発マウンドに登ったのは1年生から実戦経験豊富な左腕・北澤 壮汰だ。北澤は常時125キロ前後の直球、120キロ近いスライダーを投げ分けて勝負する左腕。八王子は伝統的に細身で、下半身主導で動いて、指先の感覚が良く、ボールの切れがの良い左腕が多い。北澤もその一人だろう。北澤は「投手を始めた時からコントロールには自信があった」と胸を張る。指先も器用で、スクリュー、チェンジアップも投げることができるようだ。  低めにボールが集まり、さらにキレの良いストレートを高めのつり球で使いながら、東京明星打線を手玉に取るピッチング。北澤は「最近、あまり調子が良くなく、試合前のブルペンでもよくなく不安だったのですが、試合に入ればストレートが思ったより伸びていた」と手ごたえを感じたストレート主体で攻める。  とにかく内外角・低めのコントロールが良く、リズムよくストライク先行のピッチングができるので、ショートを守る主将・黒田も「コントロールがいいので守りやすいです」と信頼する。北澤は八王子の堅い守備もあり、9回を投げて、被安打3・無四球の完封勝利を挙げた。安藤監督は「北澤は練習試合から安定したピッチングをしていたので、点はあまりとられないかなと思いました。コントロールが良かったですね」とエースの好投をたたえた。また背番号1でボールに力がある右腕・武内の継投も考えていたが、北澤は「最後まで投げ切るつもりでした」と完投にこだわった。 そんな北澤が憧れるのは2学年上のエース・早乙女大輝(明星大学・1年)。中学3年生の時、ボールは速くなくても制球力重視のピッチングで抑え甲子園出場を決めた早乙女の姿に目を奪われ、八王子入学を決意。早乙女がブルペンで1球1球、集中して投げる姿から刺激を受けたという。  早乙女のように勝たせる左腕となるのか。また北澤を援護するべく、いかに得点圏で畳みかける打線となれるか。それが強豪校を破るカギとなる。
更新日時:2018.12.24

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