野崎 師選手 (都立小平西)
短評
都立小平西のエース・野崎 師(2年)が春へ向けてリベンジを向かった。 野崎にとってこの秋、「自信」と「痛恨」を味わった大会となった。まず「自信」。それは一次予選・1回戦では日大鶴ヶ丘戦のこと。野崎は8回まで投げて2失点の好投で、夏の準優勝・日大鶴ヶ丘を破る原動力となった。 野崎はこのピッチングを振り返って、「正直、調子は良くなかったのですが、それでも勝てたというのは自信になりました」と不調ながら勝ちをつかんだことに手ごたえを感じた。 しかしシード権を狙った國學院久我山戦は苦しいピッチングとなった。立ち上がりから制球に苦しむ、1.2回を投げて9失点で降板となった。野崎は 「とにかくコントロールが全く。ピッチングができず悔しい思いをしています」と唇をかんだ。 だがポテンシャル自体は高いものを持っている。右腕のグラブを高く掲げてから真上から振り下ろす投球フォームから投げ込む直球は常時125キロ~130キロを計測し、110キロ台の独特の曲がりを見せるカーブはなかなかの精度がある。縦の軌道で勝負する投手であり、将来的には140キロ台を狙える可能性を持っているだろう。冬へ向けて國學院久我山レベルの強力打線を抑えるストレート、変化球の精度を高めることが大事となる。 野崎のやるべきことは決まっている。 「ストレートのスピードアップとコントロールの改善です。どんな場所でも、雰囲気でも対応ができて、強豪校を破る投手になりたいと思います」 目標とする松井裕樹(東北楽天)。思えば右腕を高く掲げてから投げ込む投球フォームは確かに松井と被るところはある。 2019年、都立の星へ。大化けするために野崎は勝負の冬に挑む。
更新日時:2019.02.04
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