
谷 幸之助 (関東一)
- 短評
- 観戦レポートより抜粋(2019年8月10日)
関東一は2番手の谷 幸之助が好投し、日本文理の反撃を1点に抑えた。谷の持ち味はストレートの勢いだ。この日の最速は145キロを計測するが、速さ以上にキレのよさが目立った。
私は注目する投手が登板すると走者がいないときの「投球タイム」を計測する。モーションを開始したときにスタートボタン、投げた球がキャッチャーのミットに収まった瞬間にストップボタンを押して値を求めるのだが、谷は2.3~2.6秒台を計測する。日本文理の先発、南は1.9秒台なのでだいぶ差がある。ちなみに、1.9秒台というのは標準より少し長いくらいである。この投球タイムの長さこそ、谷の下半身主導のピッチングを証明している。ストレートの低めの伸びはその副産物と言っていい。 - 情報提供・文:2019.08.10 小関 順二
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