原 辰徳選手 (東海大相模)

原 辰徳

球歴:東海大相模

都道府県:神奈川

投打:右 / 右

学年:卒業

短評

コラムより抜粋(2018年08月18日)  甲子園では前年に作新学院の怪物江川卓ブームがあったが、2年生ながらその江川と延長12回を投げ合い勝利した土屋正勝がエースとして登場した銚子商が安定した戦いぶりで優勝を果たす。2年生の4番篠塚利夫は木製バットで左打者ながらレフトへ本塁打するなどの打撃技術で満場を唸らせていた。  そして、話題としては1年生ながら強打東海大相模の中軸を任されていた原辰徳が登場して、そのスマートなルックスとともに人気を集めていた。東海大相模は原貢監督と辰徳選手との親子鷹も話題になっていた。東海大相模は大胆な守備体型と強力打線で4年前に全国制覇を果たしている。  この大会の東海大相模は初戦で、土浦日大に1点負けている場面の9回二死一塁から大胆にも二塁盗塁を決め、その後タイムリーが出て同点とし、延長16回の末に勝利。さらに盈進は力でねじ伏せてきた東海大相模
 準々決勝では鹿児島実と対戦。鹿児島実定岡正二(巨人)がいて守りのチームだったが、試合は激しくもつれ合って延長15回、鹿児島実が3時間38分の試合を制した。敗れたものの原はこの試合、3安打で2打点を記録している。  原たちが2年生となった東海大相模はその年の夏も甲子園出場を果たす。春のセンバツでは杉村繁(ヤクルト)のいた高知に敗れはしたものの準優勝を果たしており、この夏は優勝候補の一角だった。
更新日時:2018.08.18

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