宮口 大輝選手 (明石商)
短評
試合レポートから抜粋 明石商の宮口大輝は右スリークォーターから常時130キロ~133キロの直球、110キロ中盤のスライダーをとにかく低めに集め、たまに内角に揺さぶりながら打たせてとるピッチング。ピッチングを見ると、とにかくすべてがベルトより下で、平安打線のスイング軌道を若干外すピッチング。結果的に内野ゴロばかりとなる。
更新日時:2019.03.27
短評
試合レポートから抜粋 試合は明石商・宮口大輝(2年)、報徳学園・林直人(2年)の投げ合いとなった。宮口は176センチ69キロの右スリークォーター。常時125キロ~133キロ。突出とした球速はないのだが、報徳学園の打者が打ちにくそうにしている。なかなかの打ちにくさがあるのだろう。また両サイドへコントロールできる投手で、また、110キロ台のスライダーも低めに集めることができる。まず目についたのはコントロールが良いこと。クロスに決まる球筋が強いことだ。好投ができる要因としてフォーム修正にあるという。 「監督さんから上半身、下半身の動きがバラバラでしたので、連動するためにフォームの修正を受けました」 スリークォーターで投げる宮口にとって一番気を付けないといけないのは、左肩の開きが早くなってしまうこと。これまでの宮口はその動きが課題となっていたが、左肩の開きを抑え、壁を作ることを意識。そこから下半身を捩じるようにして、一気に腰を回転させる。リリースポイントも安定し、130キロ前後のストレートは両サイドに集まり、さらに自信とするスライダーも抜け球が少なくなった。また、リードする水上も冴えていた。「スイングを見て、スライダーがいいかな?直球で押した方が良いかな?とそういう動きが見えたのでうまく攻められました」と、バッテリーで協力しあいながら、無失点を積み重ねた。
更新日時:2019.03.27