水谷 祥平選手 (龍谷大平安-東洋大)

水谷 祥平

球歴:龍谷大平安-東洋大

都道府県:京都

ポジション:外野手

投打:右 / 右

身長:175 cm

体重:83 kg

学年:卒業

寸評

 龍谷大平安の4番打者。近畿大会では16打数9安打、5打点の大活躍を見せた。選抜に出場すれば、間違いなく注目打者に挙がるだろう。

(打撃)

 近畿大会準決勝の特大本塁打が印象に残るが、年間通してみると打てるポイントが広く、なかなか打ち取れず、高打率を残せる中距離打者という印象を受ける。

 構えを見ると、スクエアスタンス。グリップは肩の位置において両ひざを曲げて構えている。投手の足が下りたところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げていきながら、トップを作っていく。バックスイングの動きを見ると、それほど大きくなく、ヘッドを寝かせ気味にしてインサイドアウトのスイングでボールを捉える。水谷の場合、後ろの動きは小さくても、前捌きで、腰と軸足をキレイに回転してボールを捉えるので、近畿大会準決勝でレフト上段に持っていったように、パワーは素晴らしいものがある。水谷はパワーだけではなく、右方向へ打ち返す打撃も光る。頭が突っ込まず、ボールを手元まで呼び込み、スライダーやひざ元のボールをセンター~右方向へ安打にできるように打撃の幅が広い。

 原田監督からもかなりハードルが求められているように、それができるだけの打撃技術を持った選手である。

(守備・走塁)

 守備の動きを見ると、打球への反応も良く、ライトからのスローイングも強く、高校生としては一定レベルの強さがある。

 三塁打のタイムは11秒78と、右打者としてはなかなかのタイム。昨夏の甲子園では2盗塁と走るセンスも高い。

更新日時:2019.01.20

将来の可能性

 本塁打を打てるパワー、右方向へ打てる技術があり、勝負強くて、守備、走塁のレベルも及第点といえるレベルにあり、頼もしいの一言である。  大会では注目選手に入るだろう。卒業後は強豪大学でプレーできるだけの素質はある。高校レベルでは欠点らしい欠点が見当たらないので、全国大会の活躍次第では日本代表候補に入ってもおかしくない。この春には中日入りした伊藤 康祐レベルまで到達するのか、注目したい。
更新日時:2019.01.20

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