根来 龍真選手 (常葉大菊川)

根来 龍真

球歴:常葉大菊川

都道府県:静岡

ポジション:捕手

投打:右 / 左

身長:171.0 cm

体重:65.0 kg

学年:卒業

短評

 常葉大菊川の4番捕手と攻守の中心として活躍する好捕手。侍ジャパンU18代表に選出され、全国では数少ない打てる左打ちの捕手だ。 (打撃) 益田東戦の二塁打、近江戦の三塁打を見ても、打撃の基本がしっかりしている。スタンスは右足を開いたオープンスタンス。グリップは肩の位置において背筋を伸ばして構えている。投手の足が着地したところから始動を仕掛けていきながら、すり足気味にステップしていきながらタイミングを測っていく。トップの動きを見ると捕手側方向へ引いていきながら、トップを形成。グリップが奥に入りすぎないので、インコースに対しての振り出しも良くなる。最短距離でバットが出てインパクトを迎えることができており、木製バットでの対応を見ても、スイングの強さはまだ足りないが、当てるのはうまいので、1年すれば金属バットで打っていたような打球の鋭さは実現できるといえる。  軸足の踏ん張りを見てもしっかりと踏ん張っており、下半身も粘りがあるので低めの球を拾うことができる。上半身、下半身がうまく連動した打撃フォームで、無駄が少なく、木製バットになれていけば、存在感を発揮してくれそうだ。 (守備)  キャッチャーとしてはキャッチングを見るとフレーミングしたりしているが、まだうまくつかみきれないキャッチングしているのが気になるところ。スローイングタイムはばっちり決まったときは1.9秒台を計測するが、基本的に2.2秒前後と標準タイムなので、さらに鍛えていきたいところ。また二塁守備をする機会はあったが、フットワーク自体は良いので上のレベルでは二塁を守る選択肢もありそうだ。
更新日時:2018.08.31

将来の可能性

 打撃技術の高さは高校生としては高いものがあり、木製バットの対応も1年かけていけば、打てる捕手へ成長する可能性を秘めている。捕手として鍛えるところが多く、今回のU18代表は根来の捕手能力を伸ばすには良い機会ではないだろうか。  U18を経て、どんな選手へ成長するのか、注目したい。
更新日時:2018.08.31

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