高橋 令選手 (中央学院)

高橋 令

球歴:中央学院

都道府県:千葉

ポジション:遊擊手

投打:右 / 左

学年:卒業

寸評

 昨年からクリーンナップとして出場してきた高橋 令。バットコントロールが上手い内野手として県内注目選手に入る一人であろう。今年は主将として中央学院を引っ張る存在だ。 (打撃) この選手は逆方向へ強い打球を打ち返せるのが魅力。昨年から逆方向へ強い打球を打ち返し、この試合でも逆方向へヒット。決して引っ張れないわけではないが、強く叩くことが出来る選手だ。  スタンスはスクエアスタンス。グリップの肩の位置でバットを立てて構えている。投手の足が着地したところから始動を仕掛ける。仕掛けのタイミングは遅く、一定レベルの投手になると振り遅れやすい。彼が逆方向への打球が多いのも、振り遅れによる打球が多いと考えられる。アベレージヒッタータイプなので、仕掛けに幾分余裕を持たせていきたい。  昨年はもっとバックスイングを深く取っていたが、振り遅れないようにバットの引きが小さくなった。トップが浅いので、強く遠くへ運ぶスイングを望むのは難しいであろう。インパクトまで最短距離で振り抜くことが出来ており、踏み込んだ足が開かずに叩くことが出来ており、アベレージヒッターとして形は良い。  膝の使い方は良く、低めの球をうまく捌くことが出来ている。 (守備・走塁) セカンドに打球はあまり飛んでこないで、守備力を測ることはできなかった。全体的にスピード感がある選手なので、率なくこなしていくように見えるが、夏までに確認していきたい。  走塁もあまり分からないことが多かったので、こちらも夏まで。野手は複数見ていかないと分からないことが本当に多い。
更新日時:2012.05.11

将来の可能性

アベレージヒッターとしては県内でも注目されていく存在ではないだろうか。ただ仕掛けが遅く、一定以上のレベルの投手に自分の打撃をするのは難しそうなので、始動に幾分を早めて余裕を持たせていきたい。  夏では中央学院を引っ張る存在として、走攻守すべてで精度の高いプレーを見せ続けることを期待したい。
更新日時:2012.05.11

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