横山 陽樹選手 (作新学院)

横山 陽樹

球歴:作新学院

都道府県:栃木

投打:右 / 右

身長:177.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

寸評

 今年の高校生外野手でトップレベルの評価をしたいのが横山陽樹(作新学院)だ。走攻守三拍子揃い、昨年はU-18代表。抜群の強肩、角度をつけたスイングで長打を量産。さらに捕手も守れる。いまでも有望株だが、夏の大会が開幕して、さらに活躍を重ねれば、評価を高めそうな横山に迫りたい。   (打撃)  練習試合ではあの佐々木朗希(大船渡ー千葉ロッテ)の速球を捉え、長打を打ったことが一番のアピールポイントだろう。速球だけではなく、変化球に対しての対応力も高い。  スタンスはスクエアスタンス。重心を少し下げて、グリップを下げて力みなく構えている。力みのない構えができており、これが上手くタイミングを取れる要因となるだろう。  投手の足が着地したところから始動を仕掛けていき、すり足気味にタイミングをとっていき、真っ直ぐ踏み込んで打ちにいく。トップを取っていくが、夏の甲子園、世界大会の打撃を振り返ると、トップの立ち遅れがなく、速球にもついていくことができる。  弧を描くスイングで速球、変化球に合わせ、ボールに角度をつけるのがうまく。長打を量産できる。 (守備・走塁) まだ後方の打球の追い方を見ると、上達する可能性を持っている。何より注目したいのが強肩。深い位置からライナー性でダイレクトで投げてしまう肩は大学生レベルといっていい。 塁間タイムは4.3秒前後で、左打者ならば4.00秒台を計測する俊足ぶりだ。
更新日時:2020.04.26

将来の可能性

 高校2年生としては文句なし。総合力を考えれば、日本代表に選ばれておかしくない選手で、それに相応しい結果を残してくれた。  高卒プロ入りできる可能性は十分に持っている逸材であり、ぜひ最後の夏でアピールできる機会が訪れることを願いたい。
更新日時:2020.04.26

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です