林 勇成選手 (作新学院)

林 勇成

球歴:作新学院

都道府県:栃木

投打:右 / 左

身長:175.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2019年8月16日)  作新学院の先発、林 勇成(3年)はストレートの最速が130キロ台中盤で、ほとんどは130キロ台前半。この速くないストレートと100キロ台の縦カーブ、120キロ台のカットボールを交えたピッチングが持ち味だが、ピンチの場面ではストレートが多かった。たとえば1回裏、死球の走者がバントで二塁に進んだ場面では、長船 滉大(3年)に対して3球続けて内角ストレートを投じている。2回にも四球の走者を二塁に進められるが、8番中 泰輝(3年)に内角のストレートを3球続けてショートゴロに打ち取っている。
更新日時:2019.08.16

短評

観戦レポートより抜粋(2019年8月11日)  作新学院のエース・林 勇成のピッチングが光っている。9回二死まで筑陽学園に1失点の好投。武器は緩急が効いたピッチングだ。  左腕のグラブを高く掲げ、軸足にしっかりと体重を乗せて、真上から振り下ろすオーバーハンド。常時130キロ中盤~135キロ前後だが、ストレートは角度があり、両サイドに投げ分けができている。そのストレートと110キロ台のカーブの落差が鋭い。浮き上がりながら落ちていく軌道を描き、次々と空振りを奪う。この使い分けが絶妙だった。今はスライダーや球速が速い縦系の変化球で勝負する投手が多い中、球速差のあるカーブで勝負する林の投球スタイルは新鮮さを感じる。  昨年から目に見えて球速が伸びたわけではないが、投球のバリエーションはかなり成長が見えている。  完投勝利した林は「切れのあるストレートは自信があり、それは全国の舞台で出せたかなと。次の試合でも発揮していきたいと思います」と意気込みを述べた。
更新日時:2019.08.12

短評

試合レポートから抜粋 一方、作新学院の先発の林 勇成作新学院)は、左腕を高く掲げて、真っ向から振り下ろす右のオーバーハンド。この投げ方をすると、リリースポイントが安定しない傾向があり、制球にはばらつきがある。コーナーへ自在に投げ分ける制球力はない。ただ、今日の林は右打者、左打者問わず内角直球と一点集中のピッチング。常時130キロ~135キロ前後の速球には威力があり、1回裏は二死三塁のピンチから4番森脇を内角直球で追い込み、高めのストレートで空振り三振に奪うなど力が入ったピッチング。これに味を占めたのか、2回裏も内角ストレートを主体にアウトはすべて三振と、2回まで4奪三振。 林は110キロ台のスライダー、100キロを割るカーブを投げていたが、4回裏に甘く入ったところを連打され、一、二塁のピンチを迎えてからはストレート主体のピッチングに転換。今日の試合はストレート主体のピッチングがはまり、走者を出しながらも、打たせて取っていく。リスクのある配球ではなるが、変に変化球を投げて。小細工するよりも、力のあるストレートを投げた方が打ち取ることができる。参考になる配球であった。
更新日時:2019.08.11

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です