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卒業生
西川 僚祐

西川 僚祐(東海大相模)

都道府県:
高校:
学年:
2021 年卒
ポジション:
外野手
投打:
右/右
身長:
186 cm
体重:
92 kg
データ最終更新日:2018年9月16日

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寸評

プロでも活躍できると予見させる打者はアマチュア時代からメカニズムが優れたり、修正ポイントが少ないというパターンが多い。もちろん、アマチュア時代から大きく改善して活躍する選手も多い。西川僚祐は後者で大成を期待したい逸材だといえる。

 ツボにハマればスタンド上段の本塁打、場外本塁打もかっ飛ばす西川。ただテクニック型の投手や切れのある変化球を投げ込む投手と対戦すると、脆さが出てしまう。

 なぜそうなるのか。それはタイミングの取り方が慌ただしいからだ。スクエアスタンスで構え、グリップを肩の位置に追いて背筋を伸ばして構えている。左足を高く挙げた時にても動き、ヒッチ気味になる癖があった。

 上下動が大きく、低めの変化球を見極めにくい。下級生時代の西川は低めのゾーンに対してボールが上手く見えていない感じがあった。

 最後の夏は1年夏のように、シンプルにバックスイングをして、上下動の動きを小さくした。見方によってはガチャガチャしているところはあるものの、いかにして見やすい形にできるか、体全体を使って飛ばせるスイングにできるか試行錯誤している様子が見えた。

 西川は日によって余裕を持ってタイミングを取れている時とそうでない時の差が激しく、甲子園交流試合でのタイミングのとり方は木製バットならばどん詰まりの内野ゴロになってもおかしくないほど自分の間合いで取ることができていない。

将来の可能性

 この3年間、ずっと見てきて、まだ西川は自分の間合いで打てることが少ない。プロ志望届を提出したが、よりテクニックが長けたプロの投手の前ではかなり苦しむことが予想される。

 とはいえ、調子が良いときは伸びやかなスイングで本塁打を量産できる。木製バットでも軽々とスタンド上段へ持っていく可能性を感じる。

 技術的に荒削りだが、プロではその才能を開花させている選手といえば、万波中正(横浜出身)の名前が上がる。万波は、西川以上に荒さがある選手でタイミングのとり方に苦労していた。プロに入ると普通の選手では考えられないような、「軽いスイング」でスタンドインさせるほどのレベルになっているため、西川もいくらでも化ける可能性を持っている。

 190名以上もいる今年のプロ志望届提出者の中で、NPBで1シーズン二桁本塁打が期待できる数少ない逸材であることは間違いない。西川の才能を引き出せる打撃コーチに出会うことを期待したい。

情報提供・文:2020.09.23  河嶋 宗一

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