加藤 響 (東海大相模)
加藤 響
- 都道府県:
- 神奈川
- 高校:
- 東海大相模
- 学年:
- 3年
- ポジション:
- 遊撃手
- 投打:
- 右/右
- 身長:
- 178cm
- 体重:
- 73kg
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- 寸評
- 高校通算32本塁打の強打の二塁手。センバツデビューはならなかったが、夏の大会までアピールできれば、一気に評価は上がりそうだ。
(打撃)
引っ張り傾向が強い右の強打者。高めに入れば、簡単にスタンドインをさせる長打力がある。
そんな加藤の打撃を1つ1つ見ていくと、スクエアスタンスで歩幅を狭め、バットを寝かせて構えている。
投手の足に合わせて始動を仕掛けていき、左足を高々と上げていきながら、タイミングを測る。まっすぐ踏み込んでいき、しっかりと割れを作る。そのため、低めの球にも対応ができる。
トップの動きを見ていくと深くとっていきながら、形成する。インパクトまでの動きを見ると、右ひじを折りたたみながら振り出しに入り、インパクトを迎える。内角球に対し、詰まらずにきれいに振りぬいており、昨年11月、森木 大智(高知)から放った本塁打も内角球だった。
軸のブレが小さく、外角球もしっかりとセンター方向へヒットにできており、対応力の高さが光る。
(走塁・守備)
一塁到達タイムは4.35秒前後と左打者ならば4.15秒で到達するほどの脚力を持っている。
守備はもともとショートを守っていて、肩の強さが売りだったが、セカンドではさらに守備範囲が広くなり、小刻みなステップで打球をさばき、鋭いスナップスローで次々とアウトにできており、守備力の高さも一級品だ。
- 将来の可能性
- 打撃レベルは非常に高く、今年の東海大相模の選手の中でも欠点が少ない。守備、走塁も高いレベルにあり、高卒プロではなくも、強豪大学からマークされる存在となるだろう。
恐怖の2番打者がこの1年、全国クラスの活躍を見せることを期待したい。
- 情報提供・文:2020.03.19 河嶋 宗一
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