昆野 海翔選手 (専大松戸)

昆野 海翔

球歴:専大松戸

都道府県:千葉

ポジション:遊擊手

投打:右 / 右

学年:卒業

寸評

今年の千葉県を代表する大型遊撃手。春季県大会では7打点を記録し、3位に貢献した。 (打撃) 鋭いバットスイングで、広角に長打を打てる選手で、欠点が少なく、芯で捉えたときは軽々と本塁打にできる。打球の速さ、飛距離は全国レベルのものを持っており、練習試合では場外級の本塁打を記録しているという。  まず構えを見ると、左足を少し引いたオープンスタンス。グリップの位置は肩の位置に置いて、バットを立てて構えている。これを見ると極力、肩の力を抜いて、打撃動作に入りやすくなることを意識しているのだろう。実際に構えを見てもリラックスができている。  投手の足が下りたところから始動を仕掛けていき、脚を回しこんであげていきながら間合いを図る。始動はやや早めで、トップの立ち遅れを防ぎ、タイミングが取れており、これまでの打席を振り返っても振り遅れた打撃はほとんどなかった。  トップに入ってから内回りのスイング軌道でボールを捉える。腰がきれいに旋回した状態でボールを捉えることができており、1つ1つの打球が実に速い。下半身の粘りを見ても変化球に対して、前膝を我慢してボールを捉えることができて、右中間に飛ばすこともできる。  今年の千葉県の打者ではかなり高度な打撃ができる選手といえる。 (守備) がっしり体型をした選手だが、動きは身軽で、右、左にしっかりと足が動いてボールを追いつくことができる。捕球してから投げるまでの動作が早く、素早く送球態勢に入ることができる。肩の強さも標準以上で、今年の千葉県ではレベルが高い。上のレベルでは三塁・遊撃・二塁を兼ねることとなりそうだ。
更新日時:2018.05.17

将来の可能性

攻守ともに高い技術と筋力の高さで高次元のパフォーマンスを実現した遊撃手であり、関東大会、夏の大会でも活躍が期待できる選手。高卒プロというタイプではないものの、強豪大学でも進んでも、早くから存在感を示してくれるタイプといえるだろう。
更新日時:2018.05.17

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