谷口 響選手 (鳥取城北)

谷口 響

球歴:鳥取城北

都道府県:鳥取

ポジション:遊擊手, 三塁手

投打:右 / 右

身長:174.0 cm

体重:64.0 kg

学年:卒業

寸評

 中国大会までは正遊撃手だったが、故障のため離脱し、神宮大会には出場しなかった。選抜には間に合わせサードとして出場した。復帰試合となった選抜初戦ではマルチヒット。夏へ向けて成長が楽しみな内野手だ。 (打撃)  スタンスはスクエアスタンス。グリップの高さは肩の位置に置いて、膝を折り曲げて構える。投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、重心を下げて構えている。気になるのはノーステップで打ちにいくこと。軸のブレを防ぐ事を意識し、ノーステップにしていると考えられるが、金属バットの反発力があるうちは今の打法でも打てるが、それほど体格的、筋力的に優れた選手ではない彼が今の打法で、力強さ・確実性を兼ね備えた打撃は期待しにくい。ステップについては試行錯誤を重ねながら、自分にとって良い形を築いていってほしい  トップの動きを見ていくと捕手側方向へ引いていき、トップはしっかりと作る。インパクトとまでロスのないシャープなスイングを実現。ストレートにも振り遅れず、甘く入ったスライダーも引っ張って左中間を破る二塁打。  予想以上に打撃は力強さを感じさせた。ややオーバースイングする傾向が目立ったので、コンパクトなスイングが出来るようになるといい。 (守備・走塁)  塁間4.40秒前後と左打者ならば4.1秒前後と脚力自体は高い。公式戦7試合で2盗塁とそれほど盗塁を仕掛ける選手ではないようだ。  打球に対する反応は良く、三塁線の抜けそうな打球に対して、しっかりと反応し、ワンステップでダイレクトスロー。守備力はまずまず高く、本職であるショートの守備も拝見したい。
更新日時:2012.03.23

将来の可能性

 復帰初試合にしては上出来といえる結果だった。秋の公式戦では打率.350をマークしている打撃は力強く、彼が復帰すると、打線は一層厚みが増すものだと開幕戦を見て感じた。  いずれは本職のショートに戻ってプレーすることになるだろう。夏では走攻守すべてにレベルアップした姿を見せることが出来るか注目してみたい。
更新日時:2012.03.23

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