高内 希選手 (彦根東)
短評
観戦レポートより抜粋(2018年3月28日) 打のヒーローはキャッチャーの髙内希(2年)だ。まずディフェンス面から紹介すると、イニング間の二塁送球は1回から1.92秒を計測した。2回に盗塁されているが、このときも2.06秒という速さで、低めに伸びてきた送球を遊撃手が取り損なわなければアウトになっていたタイミングだ。バッティングはゆったりした始動とステップでタイミングを取るヒット量産型。5回には133キロのストレートをレフト前、7回には127キロのストレートをレフト前に運び、逆転の3ランを放った8回は低めのストレートをすくうように捉え、そのままレフトポール際の最前列に放り込んだ。スポーツ健康科学科が開設されていると言っても有力中学球児を獲得するには制限がある公立高校で、こういう選手たちが出てくるのである。
更新日時:2019.01.28