
牧野 恭平 (高松北)
- 短評
- 観戦レポートより抜粋(2017年7月10日)
絶体絶命の縁にいた高松北の三塁走者にはジョーカーがいた。リードオフマンを張る牧野 恭平(3年・遊撃手・180センチ69キロ・右投左打・香川県立高松北中出身)。前の打席でも中前打でセンターがジャックるすると躊躇なく二塁を奪った韋駄天は、2ボール1ストライクからの4球目。猛然とホームへ向かって走り出した。誰もが想像できなかったホームスチールである。
三木・柾木もこれにすかさず反応。捕手がタッチしやすい位置へ低めにウエストする原則を守りタイミングはタッチアウトまで持ち込んだが……。キャッチャーミットからはボールがこぼれ落ちていた。次の瞬間、四国コカ・コーラボトリングスタジアム丸亀は驚きが混じった歓声と悲鳴に包まれた。 - 情報提供・文:2017.07.10 寺下 友徳
コメントを投稿する