井上 真幸選手 (常総学院)

井上 真幸

球歴:常総学院

都道府県:茨城

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:183.0 cm

体重:68.0 kg

学年:卒業

寸評

 選抜今治西では、最後の打者二人に登板。腕が突っ張ってしならないフォームながら、全身をダイナミックに使った力投派。 (第一印象)  投げたらボールに訊いてくれといった感じで、コントロールはおかないなしにガンガン投げ込んで来る速球派。 (投球内容)  球速はコンスタントに140キロ台を記録し、MAX143キロまで到達。ビシッと力のあるボールを投げ込み、新チーム結成以来の31回1/3イニングで、実に44個の奪三振を奪うなど驚異的な数字を残している。実際ボールは両サイドに散っているものの、高めに抜けがちな球が多く制球は不安。そのことは秋の31回1/3イニングで22四死球を出していることからかも伺われる。この速球以外にスライダーがあり、速球に勢いがあるだけに有効。いずれにしてもゲームメイクする先発よりも、典型的なリリーフタイプ。 <長所>  大きな体をダイナミックに使うだけに、ボールの勢いだけでなくフォームにも勢いがあり、打者は思わず振らされてしまいます。 <課題>  これだけダイナミックに投げている割に、振り下ろした腕が体に絡んで来ないのが気になります。もう少し「球持ち」も意識して投げられると、体に腕が自然と絡んで来るような粘りが出てくるのではないのでしょうか。  足の甲での地面のおさえが浮いてしまい、上体が浮き上がってしまいます。そのためボールも、高めに抜けることが多くなるのでしょう。
更新日時:2015.04.07

将来の可能性

 本当に素材型という感じで、名門の投手ながらあえていじっていないという感じがしてきます。それだけ欠点を修正してしまうと、持ち味が損なわれる恐れがあるからでしょう。しかし上のレベルで野球を続けることを考えると、いつかは直さないといけない部分。問題はそれを高校の間に行うのか、大学など上のレベルに進んだ時に行うのか問題かと。チームでも控えという立場からも、早く修正した方が、道が開ける可能性も広がると思うのですが・・・。夏までに、何処まで進化できるのか密かに注目して行きたいと思います。
更新日時:2015.04.07

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