行木 俊選手 (横芝敬愛)

行木 俊

球歴:横芝敬愛

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:181.0 cm

体重:62.0 kg

学年:卒業

短評

 徳島インディゴソックスから特別合格をもらった行木。  これまでプロ入りした9891鎌田 光津希を見ているものからすれば、行木の場合、ピーク時の力を公式戦で発揮できずに終わった。この選手、まだ高い負荷に耐えうるだけの体力、体の強さが足りない。好調時は140キロ前後は出るようで、対戦したチームの指導者からの評価も高いようだ。ただプロの世界は素質だけは良いでは通用しない世界。怪我に強く、それでしっかりと実力を発揮できる土台を築き、勝負していってほしい。  19歳~20歳の間に成長期を迎えて別人のようなボールを投げれば、NPBのスカウトは絶対に振り向くはず。伊藤、鎌田は潜在能力が高かった選手だったので、しっかりと結果を残せと願っていたが、行木の場合、2人と比べて高校時代とどう変わっていくのか期待している。意外と精神的に図太い投手なので、体力が伴えば、大舞台で活躍できる投手だと思っている。  いつか、こんな速い速球を投げられて、こんな鋭い変化球を投げる投手になったのか...と驚かせる成長を彼には期待したい。 試合レポートから抜粋 横芝敬愛の先発の行木 俊(3年)は尻上がりに状態を上げた。1回裏、二死三塁のピンチを招いたが、三振に打ち取った行木。2回以降は常時120キロ後半~133キロ前後の直球、120キロ近いスライダー、110キロ前後の縦スライダー、100キロ前後のカーブを巧みに投げ分けるピッチング。春先、故障により、ストレートの調子は本調子ではない。それでも、状況に応じてストレートを強弱をつけたり、右打者、左打者にも内角に変化球を投げたり、バリエーションは多彩。器用な投手ではあるが、変化球に頼りすぎず、ここ一番でストレートで押す。ピッチングセンスが優れた投手である。
更新日時:2018.11.22

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