
伊藤 大征 (早稲田実業)
- 短評
- 170センチと小柄だが、投手としてのポテンシャルは都内トップクラス。順調に成長を遂げている早稲田実業の伊藤大征の成長の歩みを追っていきたい。
観戦レポートより抜粋:日大鶴ケ丘戦
1年生右腕の伊藤 大征がマウンドに登った。雪山は最速136キロとストレートの走りが本調子ではなく、力を入れて、130キロ前半がほとんど。雪山の速球に完全にアジャストをしていた日大鶴ヶ丘打線だが、伊藤の投球の前に抑え込まれる。
下半身から主導となって動いていき、そこから勢いよく踏み込んでフィニッシュに入る躍動感あふれる投球フォームからコンスタントに常時135キロ~138キロを計測。回転数も高く、さらに125キロ前後のフォークも良い。「伊藤は直球で勢い良く投げ込んだところを見て、相手が頭にないと思ったところにフォークを投げることができる投手で、その持ち味を引き出すリードができたと思います」と的を絞らせない配球で、日大鶴ヶ丘打線を抑えていった。
伊藤の投球はこれまで関東・関西で見てきた1,2年生の投手の中でもトップクラスの力量を持った投手。すなわち全国クラスの力量を持った投手だといえる。球速、変化球の精度だけではなく、精神力の強さも魅力。ぜひ大きく輝くことを期待したい。 - 情報提供・文:2017.09.16 河嶋 宗一
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