早矢仕 飛希選手 (享栄)

早矢仕 飛希

球歴:享栄

都道府県:愛知

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:182.0 cm

体重:90.0 kg

学年:卒業

短評

早稲田実業相手に1失点完投勝利を収めた右の好投手。恵まれた体格から振り下ろす直球の最速は134キロ。決して速くないが、120キロ中盤のスライダー、カーブ、フォークをおりまぜたピッチングを得意とする。 観戦レポートより抜粋(2017年6月4日)  良いところを見せ、良い場面も演出した。誰のことか、享栄のエース・早矢仕 飛希(3年)のことである。182センチ90キロと恵まれた体格。この春、享栄は県大会2回戦で負けているが、とても2回戦で負けたとは思えないほどの好投手、好チームだった。  早矢仕はコントロールが優れた投手。ノーワインドアップから始動し、ゆったりと左足を上げていき、そこから下半身主導の体重移動で、ホームに向かっていき、内回りのテークバックを取って、リリースに入る。球もちが良く、130キロ前半(最速134キロ)のストレートが両サイドへ決まっていく。これだけではただコントロールが良い投手だけだが、早矢仕の武器は変化球の速度が速いことにある。  変化球はスライダー、ツーシーム、カーブ、フォーク、チェンジアップの5種類あるが、スライダー、ツーシーム、フォークはいずれも120キロを超える。特にスライダーは120キロ後半を計測しており、ベース手元で鋭く曲がる。速球、変化球を内、外に投げ分けができており、早稲田実業打線を封じる。  リードする捕手・中村奨之介は「春の県大会までコントロールが悪く、制球力向上が課題だったのですが、この1か月半でだいぶ良くなりました」と語るように、別人のような実戦派右腕へ成長した。
更新日時:2017.06.04

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