大塚 巧巳選手 (日大一)

大塚 巧巳

球歴:日大一

都道府県:東京

ポジション:投手, 右翼手

投打: / 左

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2017年4月6日)  5番大塚 巧己の評価はこの都大会3試合で高まった。とにかく強いスイングができる左打者で、間合いの取り方、安定したトップ、スイングスピードの速さ、体軸のブレの小ささと、都内強豪校の左打者にひけをとらないポテンシャルを持っている。国士舘の好左腕・石井 崚太に対してもひるむことなく、フルスイングを徹底できていた。そんな大塚は秋まで投手として投げる機会が多く、まだ打撃にも自信がなかったという。  パワーアップのきっかけは、投手として球速・球威を増すためにウエイトトレーニング、食トレに励んだことが一因となっている。一冬超えて、スクワットは130キロまで持ち上げられるまでのパワーが身に付き、打者としてのパフォーマンスを飛躍的に伸ばした。 「秋まで中途半端なスイングが多かったですが、この春になってしっかりと振りきって強いスイングができるようになった」と語るように、立正大立正戦で本塁打を放つなど、自分の打撃に対して手ごたえを掴んでいる。  渡邉監督は、「投手としてレベルアップしたい思いで真剣に冬のトレーニングに取り組んできた選手で、それが打撃面に良い影響を与えていると思います」とコメント。国士舘の捕手・金澤諒平は「一打席目、打った瞬間、振れる打者だなと思いました。第1打席はスライダーを打たれたのですが、そのあとはストレートでうまく責めることができました」と語れば、投手・石井 崚太も、「結構ひやりとするようなファールを打たれましたけど、しっかりと攻めることができて良かったです」とかなり警戒をしていた。  夏では投打で大暴れしたいと誓った大塚。この夏のブレイク候補として今から覚えておきたい逸材だ。
更新日時:2017.05.21

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