矢口 皓太選手 (山村学園)

矢口 皓太

球歴:山村学園

都道府県:埼玉

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:174.0 cm

体重:74.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2017年4月17日)  パワーアップを遂げての復活だ。  山村学園の先発は矢口晧太(3年・174センチ74キロ・右投げ右打ち)。背番号10をつけた矢口だが、1球目から驚くような速球を投げ込む。なんといきなり140キロを計測。その後も、常時135キロ~140キロ前後を計測し、初回は最速142キロを5球を計測。速球能力は本物だといえるだろう。フォームも、体全体を使っていて、力強い。左足を高く上げてから、真っすぐ踏み出していき、左腕のグラブを高々と掲げてから、真っ向から振り下ろす姿は躍動感を感じさせる。身のこなしを見ていても軽快で、地肩の強さ、背筋力の強さを実感させる選手だ。  その矢口、実は1年冬にトミージョン手術を受けていた投手だった。投球練習中、右ひじが断裂。1年間、投げられない時期が続いたが、それでも矢口は地道なリハビリ、トレーニングを経て復帰したのであった。ストレートにはこだわりがあると話す通り、140キロ台の速球を連発した矢口だが、制球力に課題を抱えており、1回表、一死満塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を先制される。  矢口は回を追うごとに安定し、7回を投げて、被安打3、3奪三振、3失点。課題は6四球を記録した制球力。矢口は「ストレートは好調時ほどではなかったですし、制球力については、この春から公式戦初登板でしたので、緊張でうまく投げられなかったかもしれません。ただだんだん慣れてきたので制球力は高めていけるかなと思います」とコメント。コンスタントに140キロ台を計測する投手はそうはいない。一躍、県内トップクラスの速球投手としてアピールを見せた。
更新日時:2017.04.21

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です