水谷 友生也選手 (大阪桐蔭)

水谷 友生也

球歴:大阪桐蔭

都道府県:大阪

ポジション:遊擊手

投打:右 / 右

身長:176.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

寸評

 旧チームからのレギュラーながら選抜でも8番を打つなど、大阪桐蔭では地味な役回り。それでも安定した遊撃守備には、高い評価がされています。この選抜でも、打率.111厘に終わるなど、打撃でのアピールが待たれるところ。 (第一印象)  早くから名前が上がっていた選手ですが、個人的には打撃での印象がなく、これまで取り上げたことがありませんでした。 (守備・走塁面)  打球への一歩目の判断力に優れ、キャッチング~スローイングまでの流れに、派手さはないものの堅実なプレーをします。地肩も基準以上で、上のレベルでもニ遊間でアピールできる素材。  残念ながら、一塁までの走破タイムは計測できず。新チーム結成以来の47打席で、5盗塁。これをプロの規定打席である446打席に換算すると、1シーズン47個のペースで走っていることがわかります。これは、高校生としては中の上レベルの脚力があり、走力のレベルも低くないことがわかりました。 (打撃内容)  少しクローズ気味に、グリップを下げて構える独特のスタイル。始動は平均的で、ある程度の対応力と長打力をバランスよく兼ね備えたスタイル。打球は、センターから右方向に集中します。 <長所>  早めに打撃の準備である「トップ」を作り、上からミートポイントまで無理なく振りぬきます。バットの先端であるヘッドを立てることで、ボールをフェアゾーンに落とす確率が上がります。  足の上げ下げがあるも目線は安定して、体も開きも我慢出来ています。あとは、軸足がもう少し地面から真っ直ぐ伸びて回転できると、綺麗な軸回転が描けます。体が突っ込まないように、普段から注意したいところ。 <課題>  技術的には、それほど大きな欠点はありません。それだけに、更に「強く」「鋭く」を意識して、隙無しの打撃を磨きたい。
更新日時:2013.05.14

将来の可能性

 プロ云々というタイプではありませんが、堅実な遊撃守備は上のレベルでも通用するはず。打撃の技術も走力も悪くないので、持ち前の右方向への打撃に磨きがかかることを期待。今後打力が伸びるようだと、更に上のレベルでの野球も見えて来るでしょう。
更新日時:2013.05.14

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